タッチラグビー。
誰しもに知られたメジャー競技ではないかもしれませんが、ラグビーのような激しいコンタクトがなく、
「これなら自分でもできるかも?」
そんな風に思えるこのスポーツは、多くの人に親しんでもらうきっかけを与えられるかもしれません。
タッチラグビーは、ラグビーで用いられるタックルを、より安全な「タッチ」に置き換えたフットボールです。
日本での知名度は高くありませんが、発祥は1960年代、オーストラリアでラグビーリーグ選手のウォームアップ用として始められたとされています。
現在、オーストラリアやニュージーランドを始め、アメリカ、カナダ、欧州各国等でやられているスポーツです。
日本では1989年、オーストラリアの現地でタッチラグビーを学んだ日本人により紹介されました。
ラグビーと同様に4年に1度World Cupが開催され、次回は2019年にあります。
(ただし運営母体はラグビーとは全く異なるそう。)
日本での試合は「JAPANカップ」や「学生選手権」など、多数開催されています。
今回はオーストラリアに遠征に行く前の日本代表合宿、練習の様子を見に潜入してきました。
誰しもに知られたメジャー競技ではないかもしれませんが、ラグビーのような激しいコンタクトがなく、
「これなら自分でもできるかも?」
そんな風に思えるこのスポーツは、多くの人に親しんでもらうきっかけを与えられるかもしれません。
タッチラグビーは、ラグビーで用いられるタックルを、より安全な「タッチ」に置き換えたフットボールです。
日本での知名度は高くありませんが、発祥は1960年代、オーストラリアでラグビーリーグ選手のウォームアップ用として始められたとされています。
現在、オーストラリアやニュージーランドを始め、アメリカ、カナダ、欧州各国等でやられているスポーツです。
日本では1989年、オーストラリアの現地でタッチラグビーを学んだ日本人により紹介されました。
ラグビーと同様に4年に1度World Cupが開催され、次回は2019年にあります。
(ただし運営母体はラグビーとは全く異なるそう。)
日本での試合は「JAPANカップ」や「学生選手権」など、多数開催されています。
今回はオーストラリアに遠征に行く前の日本代表合宿、練習の様子を見に潜入してきました。
城山陸上競技場。
傾斜のある坂、田舎道を歩いていくので、どんなグラウンドだろうか。。
ちょっと心配した部分もありましたが、予想以上にピッチのコンディションも良く、綺麗な競技場でした。
ここで5/5・6の二日間、汗を流します。
傾斜のある坂、田舎道を歩いていくので、どんなグラウンドだろうか。。
ちょっと心配した部分もありましたが、予想以上にピッチのコンディションも良く、綺麗な競技場でした。
ここで5/5・6の二日間、汗を流します。
初めは、ウォーミングアップ、ストレッチを入念に。
準備を整えてチーム練習に入ります。
タッチラグビー | 日本代表合宿 | touchrugby | teamjapan | 2017.05.05
via www.youtube.com
タッチラグビーは6回タッチされると攻守交替となる特性があります。
「ルール的にはラグビーとアメフトの中間のようなスポーツ」
と表現する方も。
タッチされるとボールを地面に置き、素早くリスタートします。
展開が変わるスピードが早いので、見ていて躍動感がありますね!
「ルール的にはラグビーとアメフトの中間のようなスポーツ」
と表現する方も。
タッチされるとボールを地面に置き、素早くリスタートします。
展開が変わるスピードが早いので、見ていて躍動感がありますね!
練習の合間には、タッチラグビーの特徴、日本代表としてこれから目指す目標、現状の課題など、代表の矢後選手からお話を聞くことが出来ました。
矢後選手:元々はラグビーリーグのオフシーズンにプレーをして怪我をしたくないという発想から生まれているんですね。ボールハンドリングやステップワークのトレーニングメニューから生まれたと言われてます。キックやタックルがないんです。
ーー 見ていても展開が速いですよね!リスタートが早いというか。。目で追えないですし、プレーを考えてる時間ないですね。
矢後選手:そうなんですよ。なので守備側もボールを持った相手選手を如何に突破させないようにタッチできるかのスピード勝負なんですね。
ーー 今回は遠征前の代表合宿と聞きましたが、どんな試合をしに行くのですか?
矢後選手:トランスタスマンシリーズという世界1位のオーストラリア、2位のニュージーランドが毎年一度開催している両国間のテストマッチがあるんですね。簡単に言うと、その中に日本代表も招待され、プレゲームという形で試合をしてきます。
ーー おー。それは凄いですね!
矢後選手:タッチラグビーはトップツーが秀でて強いんですね。その下に、南アフリカ、スコットランド、日本などのチームが鬩ぎ合っている感じです。2019年にW杯があるので、そこに照準を合わせてやっています。
矢後選手:元々はラグビーリーグのオフシーズンにプレーをして怪我をしたくないという発想から生まれているんですね。ボールハンドリングやステップワークのトレーニングメニューから生まれたと言われてます。キックやタックルがないんです。
ーー 見ていても展開が速いですよね!リスタートが早いというか。。目で追えないですし、プレーを考えてる時間ないですね。
矢後選手:そうなんですよ。なので守備側もボールを持った相手選手を如何に突破させないようにタッチできるかのスピード勝負なんですね。
ーー 今回は遠征前の代表合宿と聞きましたが、どんな試合をしに行くのですか?
矢後選手:トランスタスマンシリーズという世界1位のオーストラリア、2位のニュージーランドが毎年一度開催している両国間のテストマッチがあるんですね。簡単に言うと、その中に日本代表も招待され、プレゲームという形で試合をしてきます。
ーー おー。それは凄いですね!
矢後選手:タッチラグビーはトップツーが秀でて強いんですね。その下に、南アフリカ、スコットランド、日本などのチームが鬩ぎ合っている感じです。2019年にW杯があるので、そこに照準を合わせてやっています。
矢後選手:課題は、カレッジスポーツで多くの大学に広がっていないというのがあります。代表でも一つの大学出身の選手が大半を占めているんですね。日本代表なのに、「いろんなとこの強い選手が集まった新しいチーム」というのにならない。
ーー マイナーなスポーツでも、例えばラクロスとかはカレッジスポーツが盛んですが、それもまだまだだと?
矢後選手:極端に中間層が少ないんです。サッカーや野球は綺麗なピラミッド型の構造になっていますが、タッチラグビーでは日本代表に入るようなトップ選手層と小学生のちびっ子はいて、その間が抜けている。この中に教員もいるので、底辺から拡大していくことも考えましたが、それも中々難しい。
ーー 今はどんな取り組みを?
矢後選手:多くの大学でやられるよう、なおかつ実力が拮抗し合うような状態になるように働きかけをしています。僕ら世代も、大学の時に他のスポーツ出身者の人を勧誘しまくって、その年から部員がかなり増えたんですよ!(笑) なのでまだまだできることがあると思っています。
課題が山のようにたくさんあるマイナースポーツ。
それを一度に、全てを解決することは難しい。
自分たちにできること、
それは日本代表を強くし、日本代表に入りたい選手を増やすこと。
入りたいと思う選手が増えてゆけば、自ずとタッチラグビーを始める人も増えるはず。
まずは3年後のW杯に向け、強いチーム作りをしていく。
選手の皆さんからはとても晴れやかな、素晴らしい笑顔を見せてくれました。
ーー マイナーなスポーツでも、例えばラクロスとかはカレッジスポーツが盛んですが、それもまだまだだと?
矢後選手:極端に中間層が少ないんです。サッカーや野球は綺麗なピラミッド型の構造になっていますが、タッチラグビーでは日本代表に入るようなトップ選手層と小学生のちびっ子はいて、その間が抜けている。この中に教員もいるので、底辺から拡大していくことも考えましたが、それも中々難しい。
ーー 今はどんな取り組みを?
矢後選手:多くの大学でやられるよう、なおかつ実力が拮抗し合うような状態になるように働きかけをしています。僕ら世代も、大学の時に他のスポーツ出身者の人を勧誘しまくって、その年から部員がかなり増えたんですよ!(笑) なのでまだまだできることがあると思っています。
課題が山のようにたくさんあるマイナースポーツ。
それを一度に、全てを解決することは難しい。
自分たちにできること、
それは日本代表を強くし、日本代表に入りたい選手を増やすこと。
入りたいと思う選手が増えてゆけば、自ずとタッチラグビーを始める人も増えるはず。
まずは3年後のW杯に向け、強いチーム作りをしていく。
選手の皆さんからはとても晴れやかな、素晴らしい笑顔を見せてくれました。
今回のオーストラリア遠征、結果は勝利こそあげられませんでした。
しかし初戦でオーストラリアに敗れはしたものの、これまでの最小点差(3-7)で終えられました。
チームの進んで来た方向性の正しさを体感する事ができたそうです。
側から練習を見ていても、
声を掛け合いながら、ひとつひとつのプレーを入念に確認していく。
プレーが終わった後に、
「あそこのプレーはこうだった」
「こうすればもっと良かったな」
綿密にコミュニケーションを取りながら、プレーが再開すると最高速度で駆け抜けていました。
休憩時にはメンバー同士で笑い合いながらリラックスし、オンとオフを切り替える。
とても素敵なチームだなと、
今後もタッチラグビー日本代表を応援していきたいですね!
最後に、
取材協力して下さった日本代表の選手の皆さん、
本当にありがとうございました。
しかし初戦でオーストラリアに敗れはしたものの、これまでの最小点差(3-7)で終えられました。
チームの進んで来た方向性の正しさを体感する事ができたそうです。
側から練習を見ていても、
声を掛け合いながら、ひとつひとつのプレーを入念に確認していく。
プレーが終わった後に、
「あそこのプレーはこうだった」
「こうすればもっと良かったな」
綿密にコミュニケーションを取りながら、プレーが再開すると最高速度で駆け抜けていました。
休憩時にはメンバー同士で笑い合いながらリラックスし、オンとオフを切り替える。
とても素敵なチームだなと、
今後もタッチラグビー日本代表を応援していきたいですね!
最後に、
取材協力して下さった日本代表の選手の皆さん、
本当にありがとうございました。
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