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みんなでフットサルをつくろう! -初心者からプロまで。ソーサルに込められたフットサルへの熱い想い-

フットサルをやりたい!そんな純粋な気持ちから始まったソーサル。現在では全国規模のフットサルコミュニティとなり、今もなお拡大中だ。競技経験、性別などに関係なくみんなが楽しめると話題となっている。このソーサルを作り上げた中島涼輔が語る、ソーサルの魅力、そしてフットサルの未来への挑戦とは。

中島さんはもともとサッカーが好きで、高校三年まで部活としてがっつりやっていた。
その後、もっと楽しんでやりたいと思いフットサルを始めたが、フットサルに必要な10人の友達を毎回集めるのは大変だった。しかし、Twitterなどで探すとフットサルをやりたいという人はたくさんいた。そこで実際に募集してやってみたのがソーサルを始めたきっかけだった。
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ソーサルはフットサルをやりたいという人たちを集め、当日集まったメンバーでフットサルを行うというものだ。同様のサービスとして個サル(個人参加型フットサル)というものもあるが、個サルとは違う4つの大きな魅力がある。
1つ目は費用。ソーサルは都心から少し離れた場所などにある、予約の入りにくいフットサルコートを借りて実施しているため、比較的安値で参加者に提供ができる。
2つ目は年齢層。個サルはコート主催で行われており、既存客の30、40代以上が多い。対して、ソーサルはTwitterで募集をかけているため10代後半や20代など比較的若い世代中心で、しかも同世代が多い。
3つ目はフラット感。ソーサルが主催するフットサル大会には中島さんたちも“運営者”ではなく、“参加者”としても参加するなど、客と運営者という隔てがない。「フットサルを一緒に楽しむ人」という感覚だという。
4つ目はコミュニティ感。これがソーサルの最大の特徴だ。個サルはフットサルという競技を楽しもうという人が多く、コミュニケーションが生まれにくい。しかし、ソーサルでは簡単な自己紹介をまじえつつ、参加者同士がコミュニケーションを取りやすいきっかけを作り、みんなでフットサルを楽しめる空間を作り出す。そのため、初心者や女性も非常に気軽に参加しやすい。また、ソーサルに参加したことをきっかけとして参加者同士が友達になったり、フットサルチームを作ったりと、フットサルに関係なくつながっていく面白さもある。
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現在は中島さん自身が全国のフットサルコートでソーサルを企画しており、ソーサルや大会の企画者を募っている。企画したいという人がいればやってもらうため、ソーサルの企画・運営に携わる仲間が少しずつ増えてきているようだ。今では関東だけでなく、新潟、愛知、大阪、兵庫、広島、福岡などにもソーサルの開催地は拡大している。
告知はTwitterのみだが、RTなどで参加者からそのフォロワーへとさらに輪が広がっていく。また、リピート率が高く、リピーターが友人を連れてくることも多い。リピーターの中には旅行気分で地方で開催されるソーサルへ行き、そこでソーサルを行う人もいるそうだ。
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「とにかくサッカー、フットサルが好きなんです。」
このように語る中島さんには大きな目標がある。ソーサルを通して、フットサルというスポーツ全体の課題を解決するということだ。初心者や女性も含め、みんなが当たり前にサッカーやフットサルを楽しめるインフラ作りを目指している。そして、Fリーグの観客を増やし、盛り上げていきたいと展望を語ってくれた。さらに将来的には、バスケットボールなどの分野でもソーサル(ソーバス?)のようなサービスを展開していきたいそうだ。
今後も活動をさらに増やしていき、最終的には全国で週に1回必ずソーサルが開催される環境を作りたいという。
「ソーサルは初心者や女性が楽しみやすい場にしたい。フットサルを楽しみたいけど思うように楽しめてない人はぜひソーサルへ来てほしいです!」
笑顔で語る姿には、心からフットサルが好きで、みんなに楽しんでもらいたいという強い気持ちが表れていた。
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P.S.
「エンジニアは随時募集しているので、フットサル界を盛り上げていくWEBサービスを作ることに興味があれば一緒に作りましょう!笑」
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【 Profile 】
中島 涼輔 -Nakashima Ryosuke-1991年7月16日生まれ。埼玉県出身。
・2011年4月早稲田大学政治経済学部政治学科入学
・2015年2月Webサービス「ソーサル」立ち上げ
・2015年4月株式会社リクルートホールディングス入社
Twitter : @team_sosal
Instagram : @team_sosal
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ヤス ヤス