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スポーツテクノロジーの未来を作る -SHANI石嶋勇太の視線の先は?-

世界と戦える日本発のスポーツブランドを作るべくスポーツウェアの製造、販売をしているSHANI。SHANIの創業メンバーの一人である石嶋さんが語る事業を通して成し得たい想いや今後の展望とは!?

「SHANI」の由来は『斜に構える』からきている。
『斜に構える』という言葉は一般的に悪い印象を持たれがちだが、本来は剣道の型の事で、 改めて向き合う、という意味が含まれる。
SHANIは他ではやらない独創的なことであったり、周りに流されず自分たちのスタンスを大事にしたい、という思いがある。

常に自問自答を繰り返しながら世の中に新たな価値を生み出すという現在のスタンスの核となる言葉だ。
また、この構えは主に小太刀が刀に相対する際に用いられる構えのこと。
小さいものが大きいものを交わしながら勝っていくという構えが、自分たちにピッタリ当てはまると感じた。

「僕らはSHANIを日本発の世界的なブランドにしたいという想いがあります。だからこそ日本というものを大事にしたいんです!その中で剣道の用語から取るというのは『日本の 心』『武道』『道』というものに絡められるので良いと思いました。」
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「SHANIのブランドコンセプトはスポーツ×テクノロジーです。」

一番の強みはSHANI独自の技術であるという。
一般的にコンプレッションウェアは締め付けられ、その圧によって機能性を謳っているのだが、そもそも締め付けるのは本当に害ではないのか?という疑問や着苦しいといった課題が残る。

SHANIのウェアは締め付けずに着心地をまず重視した。
さらに、内側にミネラルをコーティングすることによって、「血中の酸素濃度を上げる」ことに成功。
科学的な根拠をもって、機能性を謳うことが立証できた。

「日本のメーカーの技術力は海外のメーカーより優れているところも多いと思います。でも一般的にデザイン性では海外のメーカーの方が優っているので、自分たちはできるだけシンプルにかっこいいデザ インを求めていきたいです。」

実際に「疲れにくくなった」という声や、
「薄い生地なのに冬場でも暖かいし、汗をかいて 底冷えするということがないので良い」
と言った声も届いている。
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SHANIはこれまでも、これからも独自の路線を突き進んでいく。

「ベンチャーが大手のやり方に迎合して同じようにやっても勝てないですから。」

多くのスポーツメーカーは毎年新作を出し、目新しさやその年のトレンドに沿ったデザインの商品を出すが、SHANIは同じ商品でも遡求の仕方を工夫することにより、同一商品でも長く販売することを可能にした。

アスリートだけでなく、
『人と一緒が嫌だ』『新しいテクノロジーがいい』
という尖ったユーザーや、加齢によって疲労の回復が遅いと感じる人に身につけてもらって何歳になってもスポーツから離れないでほしいという思いがある。
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将来的には、ウェアだけではなく、スポーツ×テクノロジーというコンセプトのもと、
IOTのようにあらゆるデータを見える化する最前線にいきたいという思いがある。

アスリートだけでなく、一般のユーザーでもデータを活用できるようなソフトウェアの開発も視野に入れている。
スポーツ×テクノロジーという世界観を大切にして、常に新しい物・他にないものを追求していく。

「SHANIに行けばいつも新しいテクノロジーがあり、人と違ったものが手に入る、と思ってもらいたいです。」
言葉の節々から他にはない新しいものを作るんだという熱意が伝わってきた。
すでにSHANIは未来を見据え、動き出している。

日本発!機能性アンダーウェア『SHANI』| official promotion video

【 Profile 】
石嶋勇太
SHANI株式会社取締役
慶應義塾大学大学院理工学研究科卒業。大学院在学中に友人と事業を始める。
2つの事業立ち上げを経験した後、2014年4月に高校の友人とともにスポーツ×テクノロジーを軸に事業展開するSHANI株式会社を設立。
機能性アンダーウェアの製造・販売を手掛け、ゴールドジムや二木ゴルフといった販路を開拓。
現在は日本のみならず海外への販売も行っている。
Facebook : SHANI
Twitter : @SHANI_Japan
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ぽん ぽん