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次代を担う美女パラグライダーと空の世界

パラグライダーの国際大会に出場している一人の美女がいる。モデルとしても活躍するGaruchan(ガルちゃん)だ。そんな彼女がパラグライダーの練習拠点としているのは茨城県石岡市。筑波山を正面に空を飛ぶ体験ができる。パラグライダーの楽しさを体感できる機会を頂き、また、ガルちゃんにもパラグライダーへの思いと今後の抱負を伺って来ました。

ガルちゃんから連絡を受け、向かった先は茨城県石岡市にあるパラグライダースクールSoratopia(ソラトピア)

ガルちゃんは普段ここで練習をしているのだという。
到着するとガルちゃんとソラトピアのインストラクターの殿塚さんに出迎えていただき、早速「タンデム乗ってみますか?」と誘ってくれた。

タンデムとはパラグライダーやバイクなどを二人が前後に乗ることを指し、パラグライダーの場合は基本的にパイロットが後ろ、パッセンジャーが前で飛ぶことをいう。
後ろにインストラクーの方が一緒に乗るので、安心してお願いしました。
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ガルちゃん(左)とインストラクターの殿塚さん(右)
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ラウンジが広く、綺麗で落ち着く空間に♪
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パラグライダーは向かい風がないと飛べない。
風速計での測定もしますが、経験による風の予測がとても重要です。
「インストラクターの体感での感覚も重視しています。機械的にやるだけでなく、風の動きは生き物のようにいろんな変化をしていくので、一瞬の判断も大切な要素ですね。そのために我々がいると思うので。」
インストラクターの殿塚さんは言う。

風の流れは非常に難しく、海の潮目と同様に、見えないものをどう掴まえ、判断していくか。

まずは殿塚さんのご指導を仰ぎました。
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飛び出し方、ルール、パラグライダーの乗り方について、丁寧に指導して下さいました。
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車で山頂付近まで移動し、そこから徒歩15分程度歩き離陸ポイントへ
一人20kg程の重さの荷物になることもありますが、リュックサックタイプなので女性でも持ち運びやすいです。

「今はパラグライダーの道具の性能が凄く良くなったので、昔に比べれば相当楽ですね!」

パラシュートやヘルメット、その他必要な機材や道具が一つに収まるので、見た目ほど重そうな感じは受けませんでした。
トレッキングを親しむ方なら楽勝かもしれませんね!
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いざ上から見下ろしてみると、ちょっとビビる...
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「全然大丈夫ですよ」とビビる私を横目にスマイルなガルちゃん
追い風ではなく、向かい風でないとフライトができない。

いい風を待って、その瞬間、一気に飛び出して行きました。
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後から私も続いて飛ぶことに。

離陸する時に、初めてだと多少の恐怖心はあるものの、飛び出してみると本当に気持ち良い。

飛行機やヘリコプターなど、他に空を飛ぶことができる体験はありますが、
鳥になれるような感覚になるのはパラグラダーの特徴ですね。
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飛ぶ前の最終確認、約束事は「テイクオフの途中で止まらないこと」
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Garuchan(ガルちゃん)

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Garu chan (ガルちゃん)
肩書き 会社もやってモデルから空も飛べる
職業 モデル、パラグライダー、KURIKINTON LLC CEO

モデルとしてTV、雑誌、CM等ここで紹介しきれないくらい多数出演

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ーー どうしてパラグライダーを始められたのですか?
ガルちゃん:「大学を卒業し、世界を旅していく中で様々な経験をしました。バックパッカーやヒッチハイクで海外を周り、色んな海を行き尽くしたので、あとは空かなと思ったことがパラグライダーを始めたきっかけです。」

留学経験がありチャレンジ精神や好奇心が旺盛で、やりたいことしかやりたくない、ときっぱり断言する。

ガルちゃん:「ソラトピアには自らメールを送りました。やるからには本気でやろうと思ったので、始めて5ヶ月ですけど、今は一人で飛べますし、5月にはマレーシアで行われた国際大会にも出場してきました!」

東京五輪の次の五輪にパラグライダーが採用される可能性が高いと言う。
オリンピック種目に近い位置にあるので、オリンピック種目に決まった時には選手として出場したい。
そのために積極的に世界中の大会に参加し、実力をつけている。

複数のアクティビティやスポーツを体験している人はいるけど、それらを本気で取り組むには軽い気持ちなだけでないのも事実。

ガルちゃん:「私の5ヶ月は相当に濃いので、全ての方が5ヶ月でここまでできるかと言われれば、それは難しいかもしれないですけど、でもたくさんの若い人にチャレンジしてほしいと思っています。」
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パラグライダーは今、競技として、あるいは趣味としてやっている若者が少ないという。

殿塚さん:「パラグライダーはお金がかかる、遠い、危ない、というイメージがあるかと思いますが、それらはだいぶ改善されてきています。ここソラトピアはつくばエクスプレスで東京から一本で来れる利便性もありますし、安全面も近年の機能や性能の進歩によってほとんど危険性はありません。車や飛行機だって事故が起こる可能性はゼロではないけれど、それを心配してたら何もできないですよね。それと同じで、我々インストラクターもついているので、空を飛んでみたいと思う若い方々に是非、体験してほしいと思っています。」



気軽に体験できる敷居の低さがあるのに、伝わりきれていない。
そんなジレンマを抱えながらも、若い自分が活躍していくことでより多くの人に体験してもらいたいと願うガルちゃんや、それを技術面でサポートしパラグライダーを取り巻く環境を変えたいと活動をする殿塚さん。
両者の熱い想いが伝わってきました。

「住み込みもできますから、ぜひまたいらして下さい!」
その言葉を貰い、
泊まり込みで飛びまくりたいと思う自分が、
ここにいます。
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ぽん ぽん