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フリースタイルを通して創造性を養う –吉田直人がやりたいこと–

「今からちょっと蹴ってきますね」、フリースタイルの練習へ向かう彼の表情は晴れやかだった。一度は聞いたことがあるかもしれない。しかし殆どの人はやったことがないのではないか。そんな知られざるフリースタイルの魅力を語ってくれた。

吉田さんは今、都内各地でフリースタイルのスクール「Fanfrista-ファンフリスタ-」を運営している。

そこでは初心者、未経験者が集まって自由に技を編み出し、練習をする。

はじめは自分の凄い技を披露するような上手い人になりたいと憧れていた。

しかし練習や大会を通して段々と、もっと上手くなりたい人の手伝いがしたくなっていったのだという。

Enjoy Freestyle:) #freestylefootball #nyf

A video posted by Naoto | N・Y・F (@naoto_yoshida_freestyle) on

吉田さんは小学生の頃にサッカーを始めた。

人見知りな性格から人との関係を築くことが苦手だったが、サッカーをやっている間はボールを使って人と繋がれる気がした。

この頃から自分自身が試行錯誤をしたことを試したり、表現をすることが好きになっていく。

しかしチームスポーツということもあってか協調性を重んじ、周りに自分のチャレンジを否定されたり、止められることもあった。

大人になるとチャレンジすることそのものがカルチャーになっているフリースタイルに興味を持ち始める。

本格的に始めたのは3年前の24歳の時、決して早いスタートではなかったがやり始めると夢中になった。
大会に参加してみると、今までのスポーツの概念が変わっていく感じがした。

演技を採点化をする上での指標が大会によって異なり、実際は採点者の主観によってジャッジが決まりやすい。

フリースタイルの魅力でもあり、課題でもある気がした。

大会なので勝ちたい気持ちが強くなるのは当然。
ただ、勝ち負けだけを考えて参加するのではなく、自分の表現したいものをそのままやればいい。
そんなことも考えた。

「フリースタイルは創造性のスポーツなんです!」

パフォーマンスを披露している間は、その人だけに許された自由な時間があった。

披露した後でも技について話し合ったり、高度な技を披露する上手い人の演技を見ながら自然とコミュニケーションが生まれていく。

まさに吉田さんがずっと求めていた「自由かつ人と繋がれる場」がそこにはあった。
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この魅力をもっと色んな人にも伝えていきたい。

そんな時、自分のできること、役割を考えてみた。

「僕はフリースタイラーの中では決して上手い方ではないんです。( 笑 )」

キャリアが浅い自分でもできること、それはまだフリースタイルの魅力を知らない人へ届けることだった。

初心者や未経験者が世界大会での技を見た時、何が何だがわからなくて敬遠してしまうだろう。

それだと始める前からチャレンジをしようとは思えなくなってしまう。

初心者の気持ちもわかる自分なら、未経験でも少しチャレンジすれば出来る技を教えられるし、何より一緒に試行錯誤しながら取り組むことができる。

そこから全国各地のフリースタイラーにSNSでコンタクトを取ってやりとりをした。

同じような想いを持つ人が全国におり、夢の支援をしたいと強く思った。
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まずは自分と繋がっているフリースタイラーに講師として協力してもらうことを提案した。

上級者になる前は、そこを突破する壁が高いのでモチベーションの維持ができずに挫折してしまう。

そのため、中級者の人は初心者に教えることによって、教える側も良い影響を受けるだろうと考えた。

今は少しずつ、講師と受講生が集まってきている。 今後は拠点となるスタジオを見つけ、定期的に体験会やスクールを運営することを目標としている。

「創造性のスポーツなので、チャレンジすることを尊重できる人間を増やしたい」

自己実現欲求が高い人が集まるフリースタイルのコミュニティは、チャレンジ精神が旺盛な人を求めている。
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【 Profile 】
吉田直人 -Yoshida Naoto- 27 歳(男性)。フリースタイルフットボール歴 3 年。サッカー歴 22 年。フットサル歴 8 年。成城大学法学部法律学科卒業。 卒業後、都内某IT企業就職。現在、Fanfrista-ファンフリスタ-代表&フリースタイラー。全国大会2年連続出場。各地域・ 企業のイベントにてパフォーマンス経験有り。過去、「フットサル」×「フリースタイルフットボール」が体験できる団体 『FOOT HOUSE』を立ち上げ、約 25 回イベントを実施し、延べ約 400 名にボールを通しての「楽しさ」「笑顔」「自信」を提供する。
Twitter : @naoto2218
Instagram : @naoto_yoshida_freestyle
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ぽん ぽん