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マイナースポーツが地域に根付くためには?

先日、Tokyo Work Desing Week 2016という「働き方」をテーマに7日間かけて行われるイベントに参加してきました。働き方というテーマに沿って女性、地域、フリーランス、リーダーシップ、デザインなどを軸にシンポジウムやワークショップが行われていました。

こんにちは!長ちゃん(@SsfRn)です!


先日、Tokyo Work Desing Week 2016という
「働き方」をテーマに7日間かけて行われるイベントに参加してきました。
※HP参照 

※HP参照 

働き方というテーマに沿って
女性、地域、フリーランス、リーダーシップ、デザインなどを軸に
シンポジウムやワークショップが行われていました。


その中でも特に興味あるテーマが!

それは
「スポーツ界のリーダーたちが考える、仕事とまちと未来の話」
 (2812)

出演者は
スポーツジャーナリストの中西氏
サンロッカーズ取締役社長の岡氏
コメンテーターとして上井氏。


約2時間、スポーツ纏わる様々なトークが繰り広げられましたが、
特に興味深かったトークテーマは
「マイナースポーツが地域に根付くために必要なこと」。

マイナースポーツと地域の関係とはどういうものなのでしょうか?

マイナースポーツとは?

このテーマになったことにはきっかけがありました。

とある卓球ショップの店長となることになったAさん。しかし、本人は卓球をしたこともなければ、あまり見たこともないのだとか。ショップということもあり”地域”に注目しているとのこと。

卓球は今年に開催されたリオ五輪で水谷選手をはじめとした卓球チームが大活躍し、日本を興奮の渦に巻き込んだことは記憶に新しいですね。
そんな結果を出し、メディア露出が頻繁にされていたにも関わらず、卓球がマイナースポーツのカテゴリーに入るのでしょうか?


Google先生に聞いてみると
 (2817)

”競技者人口が少なく知名度が低い(一般人にとってなじみの薄い)と言えるスポーツの総称。マイナーなスポーツ。例えばカバディ、ペタンク、インディアカ、あるいはラウロスなども、マイナースポーツとされることが多い” ーWwblio辞書より
とされています。

競技人口と認知度
これがマイナーかメジャーかを分ける指標となりそうです。

卓球はというと
競技人口:100万人以上
認知度についてはリオ五輪の選手についての調査があったので引用。
産業能率大学スポーツマネジメント研究所

産業能率大学スポーツマネジメント研究所

上位に福原選手、水谷選手の名前が並んでいて
認知度の高さが伺えます。


それでは、マイナースポーツの例として挙げられていたカバディはどうなのでしょうか?

●カバディ
競技人口:5,000人
認知度については参考となるデータはありませんでしたが、独特な掛け声からも名前を知っている方は多いようです。ちなみに、漫画の連載もされています。これかなり面白いですよ。おすすめです。
 (2823)

競技人口の面で、カバディをマイナースポーツと呼ぶのであれば、卓球はマイナースポーツとは呼べなさそうですね。

マイナースポーツの特徴である「競技人口の低さ」から
・未熟な産業である=リソース不足
であることが容易に想像でき、実際にマイナースポーツを普及している身からしても、上記のことは嫌という程痛感します。

ちなみにフレスコボールは、カバディより競技人口が少なく認知度も低いのが現状なんです。。。

限られたリソースの中で普及させていくには効率的なリソースの投資戦略が必須になってきます。

その戦略として考えられるのがニッチな市場を独占するということ。ニッチな市場、その一つとして考えられるのが地域という市場。地域では東京のように余暇を楽しめる競合相手が少ない。

となると
このマイナースポーツが見出せる活路が”地域”にあるのではないか?

フレスコボールを普及活動を行っていく中でその考えが芽生えており、TWDWに参加してさらに強くそう考えることになりました。

地域がマイナースポーツの活路?

話をTWDWに戻すと
「マイナースポーツが地域に根付くために必要なこと」で浮かび上がった必要な要素として
①スポーツ特性を把握し、可能性を探る
②いかにライフスタイルとの接点を作れるか
③ 参加負担の少ないコミュニティの形成
この3点。


まず①について。

スポーツにはルールや用具、施設など、そのスポーツにしか現れない特性というものが存在します。

例えば、フレスコボールであれば
・必要なものはラケットとボールだけ。
・基本的にビーチでプレー。
・老若男女でプレー可能。
・決め合わず、続け合うスポーツ。
と言った具合です。
(フレスコボールのことがわからない方はこちらへ→日本フレスコボール協会HP)
 (2828)

これを前提に、地域と関われる可能性を探ることが大切なのだとか。


続いて、
その地域に住む方々のライフスタイルに
いかに接点を作れるのかが大切だと言います。

スポーツを行なうとなると
時間を作る必要があり、用具が必要で、人も必要です。
いきなりこれらのハードルを越えることは難しい。

それならば、普段の暮らしに負担が出ないレベルで接点を生む。

例えば、
電車を良く使う人が多い地域だった場合、ホームで流れる音楽をそのスポーツと関連のある音楽にする。そうすることにより、自然とそのスポーツを連想することが可能で刷り込みが自然と行えるのです。


最後に③
参加負担の少ないコミュニティの形成とは?

②でも話したようにスポーツをするとなると参加ハードルがとても高い。
そのハードルをなるべく下げてあげて、気軽にラフに参加できる環境を作ることにより、自然とコミュニティが生まれていきやすくなります。

その連鎖を生み、そのスポーツと触れ合える場所を増やし続けることが大切です。


これらを徹底することにより、マイナースポーツが地域に根付くことが可能ではないか(もちろん他に必要な要素があるかと思いますが)と、一つの結論としていました。


さらに、地域には「少子高齢化」「若者離れ」「空き家問題」など多くの問題を抱えています。これらの問題を、スポーツを通じて解決できれば地域密着がより進みそうですよね。スポーツと地域の関係で気をつけなければいけないことは、一方的にスポーツの価値を伝えるのではなく、うまくWIN-WINを作ることが必要不可欠だということ。スポーツの社会的価値というところですね。


フレスコボールでいうと、毎年日本一を決める大会が開催されている三浦海岸をフレスコボールの聖地とし、地域と協力し普及活動を行なっていくと一つ面白い発見があるかもしれません。三浦は、日本で唯一の消滅可能性都市となっており、上記の問題を深く抱えているので、その辺りにも可能性が見出せそうですね。
「消滅」可能性の9市町村 人口増へ特効薬なく/神奈川新聞

最後に

今回、マイナースポーツと地域について書かせていただきました。マイナースポーツを普及することにいて”地域”というキーワードは外せないものだと考えています。

まずはしっかりファンを作り
コミュニティを生み
伝達者を増やしていく。
それを繰り返して多くのファンを獲得し、
拡散することで普及していく。
それを実現していくためにまずは地域 。

プロスポーツでは当たり前になってきている地域密着活動。

マイナーでもメジャーでもスポーツと地域は切っても切り離せられない関係になりつつあるのかもしれません。

今後もこの動きは要チェックや!

それでは!
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アルコ アルコ