小学校から高校までサッカーをしていた石田さんは、大学に入る時に転機が訪れる。
たまたまスポーツ用品店に立ち寄った時のこと、見慣れないお手玉のような小さなボールが置いてあった。
手に取りながら、その場に流れていた海外のプレイヤーのフットバッグの動画を見ると衝撃を受けた。 ダンスのような軽やかなステップ、スケートボードのようなストリート感のあるスタイリッシュな映像が目に飛び込んでくる。
大学でサッカーを続けていくか悩んでいたタイミングだったこともあり、1時間くらい手に取って迷いながらも思い切って一つ購入してみたことが最初の出会いだった。
たまたまスポーツ用品店に立ち寄った時のこと、見慣れないお手玉のような小さなボールが置いてあった。
手に取りながら、その場に流れていた海外のプレイヤーのフットバッグの動画を見ると衝撃を受けた。 ダンスのような軽やかなステップ、スケートボードのようなストリート感のあるスタイリッシュな映像が目に飛び込んでくる。
大学でサッカーを続けていくか悩んでいたタイミングだったこともあり、1時間くらい手に取って迷いながらも思い切って一つ購入してみたことが最初の出会いだった。
1972 年のアメリカで発祥したフットバッグだが、当時はスポーツではなくて病院で考案されたリハビリのためのトレーニングだった。
そこから日本の蹴鞠のように、
「みんなで輪になって球を落とさないように蹴り合う遊び」
として発展していった。
今ではアメリカ、カナダ、ヨーロッパをはじめ世界中に600 万人ものプレイヤーが生まれるまでに。
フットボールやバスケットボールなど、多くのフリースタイル競技が分かれているがその中でもフットバッグの技の種類は2000 種類近くあり、とても豊富だ。
多くのフットバッグプレイヤーのモチベーションはこの“探求できる競技性”が魅力だったりする。
「どれだけ練習しても探求しても終わりが見えないので、追求していく面白みがありますね。」
そこから日本の蹴鞠のように、
「みんなで輪になって球を落とさないように蹴り合う遊び」
として発展していった。
今ではアメリカ、カナダ、ヨーロッパをはじめ世界中に600 万人ものプレイヤーが生まれるまでに。
フットボールやバスケットボールなど、多くのフリースタイル競技が分かれているがその中でもフットバッグの技の種類は2000 種類近くあり、とても豊富だ。
多くのフットバッグプレイヤーのモチベーションはこの“探求できる競技性”が魅力だったりする。
「どれだけ練習しても探求しても終わりが見えないので、追求していく面白みがありますね。」
How To Hacky Sack With A Footbag World Champion!🏆
via www.youtube.com
フットバッグにはフリースタイルと呼ばれる採点種目と、ネットを挟んで相手のコートに打ち合う対戦式の種目、フットバッグネットがある。
石田さんがメインとしている種目は2分間音楽に合わせて芸術点を競う種目のフリースタイルだ。
これはフィギュアスケートのように採点方式で行われるが、難しい技をチャレンジして落としてしまうと減点される方式なっていて、確実に決められる技と難しい技にチャレンジする駆け引きがフリースタイルの魅力だという。
「決勝は一発勝負なので、今まで練習してきたことをパーフェクトに出さないと勝てない難しさがあります。でもそのハラハラ感が見ていて熱狂しやすい要素かもしれないですね。」
石田さんがメインとしている種目は2分間音楽に合わせて芸術点を競う種目のフリースタイルだ。
これはフィギュアスケートのように採点方式で行われるが、難しい技をチャレンジして落としてしまうと減点される方式なっていて、確実に決められる技と難しい技にチャレンジする駆け引きがフリースタイルの魅力だという。
「決勝は一発勝負なので、今まで練習してきたことをパーフェクトに出さないと勝てない難しさがあります。でもそのハラハラ感が見ていて熱狂しやすい要素かもしれないですね。」
現在はフィットネスクラブのスタジオや屋外の公園で練習を行っている。
スクールやイベントの運営、選手として大会 に参加し、フットバッグが簡単に手に入る環境を作るため海外の工場と契約して、ボールの生産からスポーツショップに卸すところまで着手している。
多岐にわたる活動はメディアへの出演にも及んでいる。
発祥がリハビリのトレーニングだったこともあり、プレイヤーの年齢層が幅広く、いろんな用途に使うことができるからこそ、活動の範囲を極限まで広げていた。
「もっと多くの方に知ってもらい、広まって欲しいという想いの中でどんな形でも、たとえスポーツという形でなくても皆さんにトライして欲しいと思っています!」
スクールやイベントの運営、選手として大会 に参加し、フットバッグが簡単に手に入る環境を作るため海外の工場と契約して、ボールの生産からスポーツショップに卸すところまで着手している。
多岐にわたる活動はメディアへの出演にも及んでいる。
発祥がリハビリのトレーニングだったこともあり、プレイヤーの年齢層が幅広く、いろんな用途に使うことができるからこそ、活動の範囲を極限まで広げていた。
「もっと多くの方に知ってもらい、広まって欲しいという想いの中でどんな形でも、たとえスポーツという形でなくても皆さんにトライして欲しいと思っています!」
簡単なスポーツではないが、継続してやり続けていくと集中力が養われていく感覚があるという。
「2000 種類ある技の中から、自分でチョイスして演技を構成していく。まだ出来ない技に挑戦することは終わりがないので、探求力がある方にはとても面白いと思います!僕はサッカー出身ですが、フットバッグプレイヤーはサッカー出身者ではないプレイヤーの方が多いんです。中学生から大学生の幅広い方にフットバッグを見てもらって、体験して欲しいですね!」
屈託のない笑顔からは、今までの苦労など微塵も感じさせない。
しかし13 年もの間、マイナースポーツで勝負していくというのは並大抵のことではなかったはずだ。
スポーツの場に留まらず様々な場所で、幅広い人に楽しんでもらえる光景が未来には広がっていると強い信念を持って活動している姿に、我々も心を打たれた。
「2000 種類ある技の中から、自分でチョイスして演技を構成していく。まだ出来ない技に挑戦することは終わりがないので、探求力がある方にはとても面白いと思います!僕はサッカー出身ですが、フットバッグプレイヤーはサッカー出身者ではないプレイヤーの方が多いんです。中学生から大学生の幅広い方にフットバッグを見てもらって、体験して欲しいですね!」
屈託のない笑顔からは、今までの苦労など微塵も感じさせない。
しかし13 年もの間、マイナースポーツで勝負していくというのは並大抵のことではなかったはずだ。
スポーツの場に留まらず様々な場所で、幅広い人に楽しんでもらえる光景が未来には広がっていると強い信念を持って活動している姿に、我々も心を打たれた。
【 Profile 】
石田太志 – プロフットバッグプレイヤー –
2014年フットバッグの世界大会である World Footbag Championships 2014にて優勝し、アジア人初の世界一に輝いた日本を代表するフットバッグプレイヤー。
2006年にはカナダに 1 年間、2008年にはヨーロッパに渡り、フットバッグの技術を磨きながら海外の多くの大会に出場し入賞。現在世界でただ一人のプロフットバッグプレイヤーとしてメディア出演やパフォーマンス活動、講演等も精力的に行っている。最近では「めざましテレビ」や「ZIP!」「NEWS ZERO」「1 億人の大質問!?笑ってコラえて!」にも出演し た。またフットバッグを使用したサッカースキルアッププログラムや他スポーツでの体幹や股関節トレーニング、高齢者の方への介護予防としてのトレーニングも各地で行っている。 また、日本サッカー協会の夢先生の資格も保有しており、全国の小中学校で夢について教えている。
石田太志 – プロフットバッグプレイヤー –
2014年フットバッグの世界大会である World Footbag Championships 2014にて優勝し、アジア人初の世界一に輝いた日本を代表するフットバッグプレイヤー。
2006年にはカナダに 1 年間、2008年にはヨーロッパに渡り、フットバッグの技術を磨きながら海外の多くの大会に出場し入賞。現在世界でただ一人のプロフットバッグプレイヤーとしてメディア出演やパフォーマンス活動、講演等も精力的に行っている。最近では「めざましテレビ」や「ZIP!」「NEWS ZERO」「1 億人の大質問!?笑ってコラえて!」にも出演し た。またフットバッグを使用したサッカースキルアッププログラムや他スポーツでの体幹や股関節トレーニング、高齢者の方への介護予防としてのトレーニングも各地で行っている。 また、日本サッカー協会の夢先生の資格も保有しており、全国の小中学校で夢について教えている。
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